紫陽花(あじさい)長持ち方法

アジサイがあまりに綺麗に咲いたので枝から切って花瓶にさしたら

すぐ萎れてしまい、残念な思いをしたことはありませんか?
切り花のアジサイを長持ちさせるにはどうすればいいのか調べてみました。

 

庭先に咲くきれいなアジサイを見たら、
切り花にして家の中に飾りたくなりました。

でも、何が悪いのか、すぐに頭が垂れて葉っぱも萎れてしまいます。

頭が重すぎるからかなと思いましたが、
頭が重すぎるなら、庭のアジサイはすべてが頭を垂れてるはずですよね。

しかし、庭のアジサイは見事に咲きほころび
葉っぱも茎から上の花もシャンとしています。

何故なのかな?

 

アジサイの切り花を長持ちさせるには?

確かにアジサイは水揚げが悪いとは聞いていましたが
もう少し、長持ちできないものなのか…

アジサイの持ちを今よりも長くするには
どうすればいいのか、コツなどを調べてみました。

1、茎の中のわたをとる

どうしても、なえてしまうアジサイですが、
一番簡単なのは、庭のアジサイを切ったら、すぐに茎を斜めにカットし、
中の白い綿みたいなものをほじくり出すことが重要みたいです。

この白いわたみたいな部分があるために水は吸えなくなっているといわれています。

なので、白い綿みたいなのを取って、すぐに水の中にいれます。
その後切口にミョウバンをつけて水にさすといいそうです。

さらに、水に浸る部分の葉を取り除いた方が水が腐りにくく花が長持ちするそうですね。

また、庭に咲いたアジサイを切るタイミングは、早朝か夕方!
花瓶に活けるときは、HB-101を一滴落とすのも長持ちさせる秘訣のようですよ٩(ˊᗜˋ*)و
 

2、切り水と水切り

調べてみると「切り水」という方法があるんですね。
水切りとは違い、植わっているアジサイを切ってすぐ水を吸わせる切花生産者の秘伝なんんだとか。

やり方は、水を入れたバケツを持ってアジサイの株の脇で、
切った枝をもう一度水切りして、その場で水を吸わせる事だそうです。

切り水を調べてみると、確かに
“花を切り取ってすぐに切り口を水に入れること” とありました。

切ってすぐに水を吸わせたらお花は新鮮なままというのはうなづけます。

ということは、アジサイの花が庭にあり、すぐに切り花にできる環境なら
この「切り水」という方法が可能ということになりますよね。

じゃ、いただいたりしたアジサイはというと。
「水切り」というやり方がありますので、そっちでやってみましょう。

水切りのやり方は、お花を包装紙や新聞紙などで巻きます。
次に水の入った深いボウルに茎を斜めにして浸けて、
水の中で切れ味の良いハサミで斜めにカットし、
そのまま水の中に30分~1時間つけたままにしておく方法です。

それから花瓶に入れてください。

「切り水」はできないけど、「水切り」で対処できますね。

そして花瓶の中には銅材(10円玉など)を入れると殺菌効果(7、8月の気温は無理)があり、
ハイタ-も水の腐敗防止効果があるといわれています。
キャップ一杯を10Lの水に薄めて使うといいらしいですよ^^

また、HB-101や市販の活力剤(延命剤)などを使用すると
さらに長持ちさせることができます。٩(ˊᗜˋ*)و

 

3、切り口を焼く

最後にご紹介する方法は、「切り口を焼く」という方法です。

まず、アジサイの切口をハサミもしくはカッターナイフで十字に切って、
吸水面積を広げます。
そして濡れた新聞紙で花と葉を巻いておきます。

次は茎の先端部分3㎝位(大体で大丈夫です)を、コンロの火かバーナーで焼きます。
その際、紫陽花の向きを真横にして葉や花に温風がいかないようにするのがコツのようです。

(縦向きにすると熱気で花や葉にダメージを与えてしまうため)

そして、茎の先端部分を黒くなるまで焼きます。

その理由は、切口を焼くことにより、道管中の水分が蒸気となって膨張し、
その圧力が水分を押し上げるので水中に入れると吸水するようになるからだそうですよ。

焼いたらすぐに冷たい水につけ、そのまま水の中で焼いた所の少し上を切って
すぐに花瓶に飾るといいそうです。

そして切り花を飾ったら水は毎日取り換え、
水につかっていた部分の茎も洗ってぬめりを落とし、茎を少し切り直し、
花には霧吹きで水を与える作業をします。

花が失う水分を減らすため直射日光やクーラーの風は大敵です。
涼しい場所に置くなど環境を整えシッカリ水切りしてやると
切り花をより長持ちさせることが出来るということです。

 
切ったアジサイを萎れないように長持ちさせる方法を調べていたら
色んな方法があることがわかりました。

普通の花みたく、切ってそのまま過敏に挿すじゃダメだということですね^^;

そういうことで私も早速、やってみました。

水切りはやっていたんですが、初めてコンロで焼いてみました。
今までは水切りしても2日目には頭が垂れてきてたのに、8日間もちましたよー♡

もう少し、持たせたいので、白い綿みたいなものをとったり、活力剤も入れてみたいと思います。

一度水揚げしたアジサイが、再び「しおれてきた」場合は、
再度水揚げをやってみるといいそうです。

水揚げの状態を見ながら1~2時間位水につけておきます。
シャキッとしてくれば水揚げができてる証拠です。
水揚げがされていたら、その水の中で先端を少し切ってからもういちど花瓶に挿します。

段々低くなってきますが、それでも萎れるよりきれいですしね♪

 

雨の日の紫陽花は、本当に綺麗にみえますよね?

気も沈みがちな梅雨の時期は、紫陽花の鮮やかさに目をとめてしまいます。これほど雨が似合う花は珍しいのではないでしょうか。

紫陽花は「直に植えるor鉢植えのメージ」が強いと思いますが、花屋さんでも「切り花」として売っているところはあるんです。直植え、鉢植えの紫陽花を切って部屋に飾るときも、花瓶に水を入れて刺すだけでは長持ちしません。

切り花の場合は、水の吸い上げが悪く長持ちしないので、しおれるのも早いです。

綺麗に咲いた紫陽花を花瓶の状態で長持ちさせるにはどうしたら良いのでしょうか紫陽花 長持ちさせる水揚げ方しおれる原因は、花や葉っぱから発散する水分よりも、茎から吸い上げる水分量が少ない状態です。しっかりと茎から水分を吸収しやすくしてあげることが大事です。

●水切り方法

1.不要な葉を取り除きます
葉から水分が発散するのを防ぐこと、余計な葉がなくなると水分がいきわたりやすいことが理由です。

2.水切りを行います
水切りは茎の切り口を「水に入れた状態」ですること。切ることを水の中で行います。茎に余分な空気をが入らないようにできます。広く大きなバケツなどに浸けて行うとやりやすいでしょう。水量はなるべく多く用意してください。どの植物にも行っても良い効果的で「万能な方法」です。

●湯上げ方法

紫陽花の根元に熱を加えることで、茎の管(水分を吸い上げる)を収縮させて、水を一気に吸わせる方法です。しおれてきた花の応急処置としても使えます。花屋さんでも良くされている方法です。

1.紫陽花をしっかりと新聞紙で巻いておく (花や葉に湯気が当たらないようにする保護の役割)
2.花をつけるバケツと水を用意する
3.沸騰したお湯をバケツの中に1~2㎝ほど注ぎ込む (ポットのお湯でも大丈夫です。お湯が多いと痛むので少しの湯量にしましょう。)
4.新聞を巻いた紫陽花をお湯に10~20秒ほどつける (新聞紙が浸からないように注意してください。)
5.その後すぐに、深水につける。
6.水揚げがされていたら、熱湯で変色した茎を水切り(水中で切る)する

●茎の根元を焼く

紫陽花は茎を焼くことで菌の繁殖を防ぎ、切り口を炭化させることで吸い上げた水を浄化させる効果もあります。

1.紫陽花をしっかりと新聞紙で巻いておく (花や葉に湯気が当たらないようにする保護の役割)
2.紫陽花の根元を、ガスコンロの上で直に焼きます (焼く範囲は根元2~3㎝程)
紫陽花の向きは【真横】にしてください。縦向きにすると熱気で花や葉にダメージを与えてしまいます。
3.真っ黒になるまで根元を焼いてください (少し焼きすぎかな¨と思うくらいで良いです。)
4.火から外したら、すぐに水につける。
5.水揚げがされていたら、炭化した茎を水切り(水中で切る)する。

根元を焼くときの花の向きは真横です。ここは大事なので間違えないようにしてくださいね。水揚げ状態を見ながら、1~2時間ほど水につけておきましょう。

【焼かずに長持ちさせる方法】

『焼くのは抵抗がある…』という方は、茎を斜めに切り、中から白い綿を取り除きます。たったこれだけでも、切り花を長持ちさせることができますよ。

他にもいろいろな水揚げ方法がありますが、この3つの方法でも十分に水揚げがされますので、試してみてくださいね。

花瓶に挿すときのコツは?

・花瓶の中に銅材をいれる。
・活力剤(延命剤)を使用する。

水揚げを行ったら、花瓶に挿して飾りましょう。花瓶に挿すだけでも、水揚げをきちんとしていればいいのですが、さらに長持ちさせたいなら、花瓶の中に銅材(10円玉など)を入れる殺菌効果が期待できてます。

市販の活力剤(延命剤)を使用すると長持ちし、水替えの手間も減るのでいいですね。

一度水揚げしたけど、再び「しおれてきた」場合は、再度水揚げをやってみましょう! 

しっかりと水揚げされている状態でも、水を交換するときは、切り戻し(茎の根元を切る)をするほうが長持ちします。数日経つと水の吸上げ力も落ちてくるので、新しい切り口にして吸い上げる力を向上させてくださいね。